プロフィール

行政書士 つつみ事務所

       堤 一人
       つつみ かずと

主な経歴

1968年(昭和43年)生まれ。家は小さな食堂と現場で働く社員さん向けの旅館を経営しており、忙しく働く両親の下愛情に恵まれて育ちました。小さい頃は野球が大好きで王選手のいる巨人を夢中になって応援していました。自身でも地元のスポーツ少年団に入ってキャプテンとして活躍していました。中学校では仲の良い友達に誘われてバレーボール部に入り、毎日夜遅くまで練習に汗を流していました。このチームはかつて全国優勝もした事もある名門で、とにかく練習が厳しい事で有名でした。ただ練習が厳しいだけあって上達するのも早く、レシーバーだった私は当時県下ナンバーワンと言われるほどまでに成長することができました。チームは残念ながら準決勝で敗れ三位に終わってしまいましたが、この時の経験が今なお心に深く残り、今の自分を作る一つの要素になっていると思います。この時の仲間は今でも大切な友人です。高校生の頃はと言うと一時期剣道部に属したり、ほろ苦い恋愛を経験したりしながら割とのんびりした生活を送っていたように思います。卒業後は若干人生に迷いが生じ進路が定まらない時期がありましたが、悩んだ末に結局両親と同じ料理の道に進む事となりました。二つの店で足掛け十年に渡りアルバイトとして修行を積み、37才の時にイタリアンの店を開業致しました。当初は苦労もあったものの歯を食いしばって頑張り抜き、何とか軌道に乗せることが出来ました。その後もライバル店の出現など、気の引き締まるような出来事もありましたがそれでも概ね店は順調でした。そのような時に突如として現れたのがあのコロナでした。幸い売り上げはすぐに回復したものの、将来に対する不安が心に根ざしてしまいました。そこで私は思い切ってある計画を実行することを決意致しました。その計画とは、何か人のお役に立てる資格にチャレンジするということです。とは言え今まで料理人として生きてきた私です。年齢も年齢ですし(当時52歳)膨大な知識の暗記などできるのであろうか、また何とか出来たとしても一体何年かかるか分からない、などと思ってとても不安な気持ちになったものです。しかし人間追い込まれれば何とかなるものです。夜な夜な店が終わってから深夜まで勉強したりして、自分でも信じられないようなパワーが出て見事一回でパスすることができました。それから実務の勉強を始め、成年後見遺言相続を専門にしたいと考えるようになりました。私は元々友達は多い方なのですが、その中にはうつ病統合失調症を患ったり、若年性認知症になった人がいます。親族や知人にも知的障害を持つ子や発達障害を持つ子がいたりします。元々福祉には興味がありましたので何とかそういう方々のお世話ができないものかと考えた次第です。現代においてはとにかく多い認知症や精神障害。介護の問題も含めて真剣に取り組んでいきたいと決意を固めた次第です。そしてもう一つ忘れてはならないのがいわゆる「おひとり様」問題です。ある意味ではこれが私のメインテーマでもあります。何を隠そう私も未だ独身で、その「おひとり様」問題の当事者だからです。これから老齢期を迎えた時、入院・介護対策はどうするのか、認知症対策はどうするのか、果ては自分が死んだ後の葬儀や納骨財産の相続はどうするのか、これから真剣に向き合わなければならない問題がたくさんあります。7年前の統計によると男性の4人に1人、女性の7人に1人は生涯独身を貫くそうです。おそらく今ではもっとパーセンテージが上がっているでしょう。とても他人事とは思えません。この「おひとり様」問題は私のライフワークになりそうな予感が致します。これから行政書士という立場において何が自分にできるのか、常に自問自答しながら駒を進めて参りたいと思います。どうかよろしくお願い致します。

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